Amazonで絶対にやってはいけないレビューの増やし方
商品を発売したのにレビューが増えなくてどうしようか悩んだりしますよね。
Amazonでレビューをしてもらうための施策は色々ありますが、その中でも絶対にやってはいけないことを今回皆さんにご紹介いたします。
今回紹介したことをしている方、これからしようとしている方は今すぐにやめてください。
最悪の場合、Amazonからアカウントの停止処分を受けることになります。
事実、Amazon上でスマホアクセサリーなどを販売していた大手の中華メーカーは一度Amazonからアカウントの停止処分を受けています。
まずはしっかりとAmazonのガイドラインに沿った運営をしましょう。
目次
レビューと商品カタログの関係性
レビューは商品カタログの命と言ってもいいほどの親密な関係性があります。なぜかと言うと、レビューが2つ観点から商品カタログの売り上げに大きく影響を与えるからです。
- 購入者が商品を購入するかの判断材料としている
- Amazon内のSEO(検索順位)に大きく関係している
レビューが20件以上になると、その商品カタログは購入者にとって信頼性が高い商品と思われ成約率(コンバージョン率)が上がります。
レビューが0件の商品カタログと、1件の商品カタログでも大きな差が生まれます。
また、類似商品やライバル商品と比較されたときに、より高評価のレビューが多いと、それが決め手となり購入してもらえるようなります。
さらに、レビューは商品カタログの信頼性だけではなく、Amazon内のSEOにも多く影響を与えます。
レビュー数が多いと検索結果の上位表示に表示されるようになります。しかし、レビュー数が多いだけで上位に表示されるわけではありません。
高評価レビューが多い商品の方を優先して上位に表示するようになっています。
そのため、少しでも検索順位が良くなるように出品者は良質なレビューを集めるため、あらゆる手段を使って必死にレビューを集めるのです。
レビューの種類
Amazonには下記の2種類のレビューがあります。
- 商品について評価する「商品レビュー」
- 出品者について評価する「出品者評価」
商品レビューとは
各商品カタログに購入者から評価されるレビューです。購入者が一番目にしているレビューとなり、出品者レビューよりも重要になっています。
レビューにはコメントだけでなく、写真や動画も掲載されており、かなりの購入者が参考にしています。
Amazonのセラーセントラルからは確認できません。確認するには各商品カタログの下の方へスクロールする必要があります。
出品者評価とは
購入者が出品者を評価するレビューになります。商品以外の内容を書くところとなっています。例えば、「到着予定日までに商品が届かなかった」や「梱包が雑で配送時の傷がある」などです。
販売物元ページにアクセスすると確認できます。出品者評価はコメントだけで写真や動画はありません。
相乗り商品を購入する際にどの出品者から購入するかを判断する材料になります。
こちら出品者評価はAmazonセラーセントラルから確認できます。
絶対にやってはいけないこと
Amazonのレビューをどうしても増やしたいからといって下記のことは絶対にやってはいけません。
- 購入者へ金銭的利益が発生する方法
- 肯定的なレビューを依頼しない
- レビュー代行業者に依頼しない
- 高評価レビューに「役に立った」を押さない
このようなレビューは、「やらせレビュー」や「さくらレビュー」と呼ばれます。
この「やらせレビュー」、「さくらレビュー」が増えるとAmazonの信頼性を著しく低下し、Amazonの商品は信頼できないとAmazonの顧客が離れて行ってしまいます。そして結果的にAmazon全体の売り上げが下がり、不利益の原因となります。
そんなことはAmazon側にからするとあってはならないことです。
そのためこのような行為が起きないように、AmazonのガイドラインやAIなどでAmazonが徹底的に対策をしています。
もしそのような行為がばれたときは、ペナルティーとしてアカウントの健全性が低下し、最悪の場合Amazonからアカウントの停止処分が下ります。
購入者へ金銭的利益が発生する方法
クーポンやAmazonギフト券など金銭を購入者へ送り高評価レビューをしてもらう行為は、Amazonが一番嫌がる行為です。
これをするとすぐに高評価レビューを集めることができ売り上げが一気に伸びます。しかし、この行為はAmazonのガイドライン違反として明確に記載されています。
謝礼、割引、その他の報酬と引き換えに、サードパーティに自社商品または競合他社の商品のレビューを依頼すること。
https://sellercentral-japan.amazon.com/help/hub/reference/G201972140
たまにAmazonで購入した商品の中にこんなカードが入っていたりしますよね。
この行為は、購入者が誤ってレビューにメッセージカードの写真を載せてばれることがあります。
さらに、ライバル商品を販売している企業に商品を調査されたときに、見つかり通報されることもあります。
絶対にやめましょう!!!簡単に見つかります。
肯定的なレビューを依頼
肯定的なレビューとはどういうことかというと、「高評価レビューしてください。」や「星5つけてください。」といった内容でレビューを依頼するということです。
出品者が肯定的なAmazonレビューの依頼や、レビューと引き換えのインセンティブを商品パッケージに同梱すること。
https://sellercentral-japan.amazon.com/help/hub/reference/G201972140
メールやメッセージカードでそういった内容のメッセージを送らないようにしましょう。
特に知人や親せきなどに依頼する時は客観的にレビューをしてもらうよう依頼しなければなりません。
客観的な意見を集めることにで、商品の改善点や開発の役に立ちます。
ビュー代行業者に依頼しない
レビューの代行業者とは、よくFacebookやTwitterなどのSNSでレビューをしてくれる人を募っている方です。
ここに依頼する際には依頼料が発生し、その依頼料が依頼先からレビュー者に報酬として渡っています。そのため結局、購入者に金銭的利益が発生しているのでAmazonのポリシー違反となります。
さらにその依頼した特定の時期に、一気に高評価レビューが増えるのでAIに不正レビューの可能性があると判断されます。
そのためこの方法もすぐにばれるため絶対にしてはいけません。
高評価レビューに「役に立った」を押さない
これをしてはいけないという根拠はありませんが、私の経験上絶対にしない方がいいです。
なぜかと言うと、私もAmazonで商品を販売開始した当初のレビュー数がまだ少ないとき、写真付きの高評価レビューをレビュー欄の上の方に表示させたくて、自分で「役に立った」を押していました。
すると、その「役に立った」を押した高評価レビューがいくつも削除されました。
自分の画面に表示されてないだけかと思っていましたが、スマホや他のアカウントから見ても表示されなくなっていました。
憶測ですがIPアドレスや名前やアカウントなどで紐づいていて「やらせレビュー」だと判断され、削除された可能性があります。
せっかく集めた高評価のレビューが消えるので、皆さんは絶対にしないようにしましょう。
絶対にやってはいけないこと―まとめ―
Amazonで商品を販売するにあたって、レビューは非常に重要であり、欠かすことができません。
レビューは購入の判断材料やAmazon内のSEOに大きく影響を与えます。
そのレビューを獲得するためには、まずはAmazonのガイドラインに準拠した公正な方法で獲得することが大切です。
もしガイドライン違反になると、アカウント停止になる可能性があり、今までしてきたこと全て台無しになります。
弊社では、Amazonのレビューが獲得しやすくなるような販促グッズなどを調達し同梱することが可能です。
また、販促グッズやメッセージカードも1箱分まで無料で永久保管していますので、新商品などにもすぐに同梱することができます。 他にもたくさんのオプションが可能ですので、ぜひ下記よりお問い合わせください。